過去に開催された定期演奏会の記録です。
他年の定期演奏会の詳細、過去に出演したイベントの記録はこのページ下部のリンク先にあります。
第20回定期演奏会:平成22年
日時:2010年4月18日(日)
開場13:30 / 開演14:00
会場:吉川市中央公民館ホール
指揮:巻島俊明
Program
【第1部】:次の20年へ向けて
吉川讃歌
作曲:柳井和郎 / 編曲:坪井伸親
from Lincolnshire Posy Suite(組曲「リンカンシャーの花束」より)
1.Lisbon(Sailor’s Song) / 2.Horkstow Grange(The Miser and His Man:A Local Tragedy) / 4.The Brisk Young Sailor(Who Returned to Wed His True Love)
作曲:Percy Aldridge Grainger
Ballad for Young Cats(若い猫たちのバラード)
作曲:Doug Hartzell
Yorkshire Ballad(ヨークシャー・バラード)
作曲:James Barnes
バンドのための民話
作曲:Jim Andy Caudill
【第2部】:年代別ヒット・セレクション
明日があるさ【1960年代】
作曲:中村八大 / 編曲:山下国俊
銀河鉄道999【1970年代】
作曲:タケカワユキヒデ / 編曲:小島里美
未来予想図II【1980年代】
作曲:吉田美和 / 編曲:山下国俊
君がいるだけで【1990年代】
作曲:米米クラブ / 編曲:小島里美
手紙~拝啓十五の君へ~【2000年代】
作曲:アンジェラ・アキ / 編曲:
ジャパニーズ・グラフティXIV A・RA・SHI ~ Beautiful days
作曲:馬飼野康二他/ 編曲:三浦秀秋
第1部 演奏曲について – 演奏会パンフレットより
- 吉川讃歌
当団の創立者で初代指揮者の柳井和郎が、1989年(平成元)に地元・吉川のために作曲。当団でも第2回の定期演奏会で初めて演奏しました。ここ中央公民館の正面、花壇の脇に歌碑が建てられているのをご存じでしたか?
- 組曲「リンカンシャーの花束」より
吹奏楽は20世紀に洗練されましたが、オリジナル曲が少ないのが難点でした。そこで1937年に米の指揮者が委嘱、オーストラリアの作曲家グレインジャー英リンカンシャー州の民謡を元に作曲したのがこの組曲です。
1.リスボン ~船乗りの歌~
陽気なリズムを持つアップテンポの曲ですが、元になった民謡の歌詞は自分の子を宿して結婚を迫る女性を振り払い、リスボンへと出航する船乗りを描いたものといいます。イギリスの民謡って怖い話が多いですね。
2.ホークストー農園 ~守銭奴とその召使い~
ゆったりと荘厳な雰囲気を持つ楽想ですが、これはお金に汚い農園主が召使いと喧嘩をして張り倒され、復讐を天に誓うという話だとか。曲とのギャップの目が回りそうです。でも民謡らしいといえばらしいですが。
4.元気な若い船乗り ~彼は誠実な恋人と結婚するために戻ってきた~
若い娘の前に現れた船乗りが結婚を迫るが、娘は7年も待っている恋人が忘れられなくて拒絶する。ところが、実はその船乗りが当の恋人だった、という話。ハッピーエンドの物語を3拍子で軽快に歌います。
- 若い猫たちのバラード
作曲者のハーツェルはジャズ・トロンボーン奏者で、ビギナーバンド向けに数々の吹奏楽曲を書いています。この曲もその一つで、遊び疲れた猫がアクビをしてまどろみに入るような、穏やかな表現の曲調が魅力です。
- ヨークシャー・バラード
「アルヴァマー序曲」などで有名なバーンズの作品で、小曲ならではの美しい旋律と重厚で多彩なハーモニーが魅力です。彼は親日派としても知られ、日本の音大で吹奏楽の客員教授にも就任しています。
- バンドのための民話
1964年(昭和39)に作曲され、翌年に日本へはいってくるや、吹奏楽コンクールの自由曲にコンサートにと引っ張りだこになった名曲。45年を過ぎた今も演奏者やファンにこよなく愛される、吹奏楽の代表曲のひとつです。
第2部 演奏曲について – 演奏会パンフレットより
- 明日があるさ
1963年の暮れに坂本九が歌って、当時80万枚のヒットを記録しています。2000年にウルフルズがカバー、ほどなく吉本芸人のRe:Japanも同曲を歌い、2バンド合わせて100万枚というリバイバル・ヒットになりました。
- 銀河鉄道999
機械の体を得るために謎の美女・メーテルと旅をする少年・鉄郎の冒険を描いた、松本零士のマンガのアニメ化で、こちらは映画版の主題歌です。この曲を歌ったゴダイゴは「ガンダーラ」はじめ、この時期にいい曲を書いていますね。
- 未来予想図II
1989年(平成元)に発売されたドリカムの2ndアルバム「LOVE GOES ON …」に初収録、シングルでは「笑顔の行方」のカップリングでした。しかし、ドリカムの曲の中でも長く歌い継がれるヒットの一つになりましたね。
- 君がいるだけで
米米クラブはあまりに高度な総合技術を追求していたためか、ライブは常に一杯でも意外とCDの売り上げが伸びず、13枚目のこのシングルで初めて年間1位とレコード大賞を獲りました。ドラマ「素顔のままで」主題歌。
- 手紙 ~拝啓十五の君へ~
アンジェラ・アキは2001年(平成13)にデビューした徳島県出身のシンガー・ソングライターです。この曲は2008年のNHK全国学校音楽コンクールの課題曲として作曲され、現在まで息の長いヒットになっていますね。
- ジャパニーズ・グラフティXIV A・RA・SHI ~ Beautiful days
昨年デビュー10周年を飾った嵐。29曲発表したシングルのうち25曲が1位を記録しているというから驚きです。そんな嵐のヒットから11曲をセレクトしたのがこのメドレー。親しみやすい割りに凝った作りの楽曲ぞろいです。
第19回定期演奏会:平成21年
日時:2009年4月19日(日)
開場13:30 / 開演14:00
会場:吉川市中央公民館ホール
指揮:巻島俊明
Program
【第1部】
行進曲「剣士の入場」
作曲:Julius Fucik / 編曲:山岸裕
Military Polonaise(軍隊ポロネーズ)
作曲:Frederic Chopin / 編曲:L.C.Harnsberger
「子どものために」Nos.6,34,35,36
作曲:Bartok Bela / 編曲:中原達彦
BUDAPEST IMPRESSIONS
作曲:Roland Kernen
【第2部】
恋のマイアヒ
作曲:Dan Balan / 編曲:山里佐和子
いい日旅立ち
作曲:谷村新司 / 編曲:伊藤直樹
SUNRISE(サンライズ)
作曲:Spectrum / 編曲:金山徹
シーソーゲーム
作曲:桜井和寿 / 編曲:山下国俊
Secret Code(シークレットコード)
作曲:井上日徳 / 編曲:山下国俊
サザン!サザン!サザン!
作曲:桑田佳祐 / 編曲:小島里美
第2部 演奏曲について – 演奏会パンフレットより
- 恋のマイアヒ
♪飲ま飲まイェイ♪の空耳で一躍有名?に。ゆるいゆれビートが気持ちよい曲です。
- いい日旅立ち
伝説のアイドル山口百恵のヒット曲。憂いを帯びたこの歌詞に、旅へ出たくなる人も多いのでは?
- SUNRISE
熱い男達の熱いビート!スタン・ハンセンの登場曲としても超有名。
- シーソーゲーム
Mr.Childrenのヒット曲。「愛想なしの君が笑った」ことから、人間の業について考察する桜井節。悩みながらも過ちを繰り返す様を「シーソーゲーム」のようだと表現しております。
- シークレットコード
おなじみKinkiKidsのアップテンポナンバー。33分探偵主題歌としても知られています。
- サザン!サザン!サザン!
1978年に勝手にシンドバッドで鮮烈デビューを飾ったサザンオールスターズ。今日はそのメドレーをお送りします。あまり知られていませんが、「女呼んでブギ」はそれより前の作品。
第18回定期演奏会:平成20年
日時:2008年4月20日(日)
開場13:30 / 開演14:00
会場:吉川市中央公民館ホール
指揮:巻島俊明
Program
【第1部】
展覧会の絵よりプロムナード
作曲:Modeste Mousorgsky / 編曲:Mark H.Hindsley
亜麻色の髪の乙女
作曲:Claude Debussy / 編曲:森田一浩
Country Gardens(カントリー・ガーデンズ)
作曲:Percy Grainger
Oriental Waltz(オリエンタル・ワルツ)
作曲:高橋宏樹
Cavalleria Rusticana(カヴァレリア・ルスティカーナ)
作曲:Pietoro Mascagni
Washington Grays March(ワシントン・グレイス・マーチ)
作曲:Harold Gore
【第2部】
くちばしにチェリー
作曲:Yoshie Nakano,Masaki Mori / 編曲:小島里美
Choo Choo Train
作曲:中西圭三 / 編曲:山下国俊
うる星やつらのテーマ ~ラムのラブソング~
作曲:小林泉美 / 編曲:山里佐和子
亜麻色の髪の乙女
作曲:すぎやまこういち / 編曲:山下国俊
ピンク・レディー・メドレー
作曲:都倉俊一 / 編曲:山下国俊
第2部の選曲について – 演奏会パンフレットより
第2部を選曲するにあたり、昨年好評だった「年代別によるベストソング」による選曲形式を採用。
年代別によるチーム分けとしては「10・20代」「30代前半」「30代後半」「40代以上」のチームにそれぞれ分かれて思い出の曲、演奏してみたい曲を挙げ、その中から演奏可能な曲を最終的に選びました。
「テーマを決めないことがテーマ」という、新たなアイディアが思わぬ選曲に結びつき、団員同士「今年はどんな選曲になる?」という楽しみができました。知っている曲、知らない曲、それぞれどうか最後までお楽しみください。
第17回定期演奏会:平成19年
日時:2007年4月22日(日)
開場13:30 / 開演14:00
会場:吉川市中央公民館ホール
指揮:巻島俊明
Program
【第1部】
Carnival of Roses Overture(序曲「バラの謝肉祭」)
作曲:Joseph Olivadoti
Funeral March in Memory of Rikard Nordraak/1899(リカルド・ノルドローク追悼の葬送行進曲)
作曲:Edvard Grueg / 編曲:巻島俊明
愛の挨拶
作曲:E.Elger / 編曲:T.Konishi
ブレーメンの音楽隊
作曲:広瀬勇人
【第2部】
ORANGE RANGE ヒット・メドレー
作曲:ORANGE RANGE / 編曲:高山直也
DIAMONDS
作曲:奥井香 / 編曲:山下国俊
Sing,Sing,Sing
作曲:Louis Prima / 編曲:山下国俊
遠くへ行きたい
作曲:中村八大 / 編曲:岩井直溥
宮川泰ミュージックホリディ
作曲:宮川泰 / 編曲:小島里美
第2部の選曲について – 演奏会パンフレットより
第2部を選曲するにあたり、様々なテーマが出されました。その中で選曲委員の目に留まったのが「団員の年齢層も厚くなったことだし、世代別に思い出の曲を挙げてみては?」という意見。確かにこの範疇で選んでいけばひとりよがりの選曲は避けられるし、何よりお客さまそれぞれに楽しんでいただけるのでは?ということで決定いたしました。
まずは4つの年代別によるチーム分け。「10・20代」「30代前半」「30代後半」「40代以上」のチームにそれぞれ分かれて思い出の曲、演奏してみたい曲を挙げ、その中から演奏可能な曲を最終的に選びました。30代後半チームがなぜSing,Sing,Singを選んだのかは不明ですが、それぞれ思い入れの深い曲ばかりとなりました。
トリには世代を超えた名曲を世に残している宮川泰さんのメドレーです。テレビやラジオなどで誰もが一度は耳にしたことのある曲ばかり。どうぞお楽しみください。
第16回定期演奏会:平成18年
日時:2006年4月16日(日)
開場13:30 / 開演14:00
会場:吉川市中央公民館ホール
指揮:巻島俊明
Program
【第1部】
Declaration Overture(デクラレーション序曲)
作曲:Claude T.Smith
Hall of Fame March(行進曲「名誉の殿堂」)
作曲:Joseph Olivadoti
Air for Band(バンドのためのアリア)
作曲:Frank Erickson
Them Basses(ゼム・ベイセズ)
作曲:Getty H.Huffine
Shenandoah(シェナンドー)
作曲:アメリカ民謡 / 編曲:John Tatgenhorst
【第2部】
タイガー・アンド・ドラゴン
作曲:横山剣 / 編曲:山里佐和子
川の流れのように
作曲:見岳章 / 編曲:小島里美
天城越え
作曲:弦哲也 / 編曲:山下国俊
桜
作曲:小渕健太郎,黒田俊介 / 編曲:山下国俊
まつり ~お祭りマンボ
作曲:原譲二,原六朗 / 編曲:小島里美
第15回定期演奏会:平成17年
日時:2005年4月17日(日)
開場13:30 / 開演14:00
会場:吉川市中央公民館ホール
指揮:巻島俊明
Program
【第1部】
バンドのための民話
作曲:Jim Andy Caudill
ロンドンデリーの歌
作曲:アイルランド民謡 / 編曲:小島里美
G線上のアリア
作曲:J.S.Bach / 編曲:巻島俊明
小フーガト短調
作曲:J.S.Bach / 編曲:保科洋
Stand The Storm(スタンド・ザ・ストーム)
作曲:Julian Work
【第2部】
ハナミズキ
作曲:マシコタツロウ / 編曲:山里佐和子
世界の約束 ~映画「ハウルの動く城」主題歌~
作曲:木村弓 / 編曲:山里佐和子
人生のメリーゴーランド ~映画「ハウルの動く城」主題歌~
作曲:久石譲 / 編曲:小島里美
花
作曲:ORANGE RANGE / 編曲:山下国俊
スーダラ伝説 ~植木等 歌~
作曲:萩原哲昌,山本直純,宮川泰 / 編曲:山下国俊
第14回定期演奏会:平成16年
日時:2004年4月18日(日)
開場13:30 / 開演14:00
会場:吉川市中央公民館ホール
指揮:巻島俊明
Program
【第1部】
The Liberty Bell(マーチ「自由の鐘」)
作曲:John Philp Sousa
CANTERBURY CHORALE(カンタベリー・コラール)
作曲:Jon Van der Roost
The Marriage of Figaro(フィガロの結婚序曲)
作曲:W.A.Mozart / 編曲:Earl Slocum
TurandotよりNessun dorma(トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」)
作曲:Giacomo Puccini / 編曲:Robert van Beringn
March from Aida(アイーダよりマーチ)
作曲:Giuseppe Verdi / 編曲:Julius S.Seredy
【第2部】
Tequila(テキーラ)
作曲:Chuck Rio
Tico Tico(ティコティコ)
作曲:Zequinha Abreu / 編曲:岩井直溥
涙そうそう
作曲:BEGIN / 編曲:山里佐和子
約束の場所へ
作曲:伊秩弘将 / 編曲:小島里美
ドリフずっこけ大集合!!
編曲:小島里美
第13回定期演奏会:平成15年
日時:2003年4月20日(日)
開場13:30 / 開演14:00
会場:吉川市中央公民館ホール
指揮:巻島俊明
Program
【第1部】
Oxford Pointe Overture(オックスフォード・ポイント序曲)
作曲:Ed Huckeby
Pavanne From Symphonette No.2(パヴァーヌ)
作曲:Morton Gould
I’ve made my plans for the Summer(ワルツ「夏になったら…」)
作曲:Johan Philip Sousa
Intermezzo Sinfonico/Cavalleria Rusticana(間奏曲 カバレリア・ルスティカーナより)
作曲:Pietro Mascagni
Entry of the Gladiators(マーチ「剣士の入場」)
作曲:Julius Fucik
【第2部】
Disney at the Movies(ディズニー・アット・ザ・ムービー)
作曲:John Higgins
Dream(ドリーム)
作曲:Johnny Mercer
ひだまりの詩 ~バンドとピアノのための
作曲:Toshifumi Hinata / 編曲:Masato Myokoin
Tokyo Ska PARADICE Medley(東京スカパラメドレー)
作曲:Nargo,川上つよし / 編曲:小林里見
第12回定期演奏会:平成14年
日時:2002年2月17日(日)
開場13:30 / 開演14:00
会場:吉川市中央公民館ホール
指揮:巻島俊明
Program
【第1部】
Carnival of Roses Overture(序曲「バラの謝肉祭」)
作曲:Joseph Olivadoti
Overture on Norse Themes(ノールウェイの主題による序曲)
作曲:James D.Ployhar
教会カンタータ《心と口と行いと生活が》BWV147より ~コラール『主よ、人の望みの喜びよ』
作曲:J.S.Bach / 編曲:巻島俊明
Music for the Royal Fireworks HWV351(王宮の花火の音楽)
作曲:G.F.Handel / 編曲:巻島俊明
【第2部】
ラテン・ポップ・スペシャル バイラモス~リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ
作曲:P.Barry & M.Taylor D.Child & R.Rosa / 編曲:明光院正人
Moon River(ムーンリバー)
作曲:Henry Mancini / 編曲:小島里美
Rhapsody in Blue(ラプソディー・イン・ブルー)
作曲:George Gershwin / 編曲:Hiko Hatano
In the Mood(イン・ザ・ムード)
作曲:J.Garland / 編曲:山下国俊
荒野の七人
作曲:Elmer Bernstein / 編曲:Jack Bullock
王宮の花火の音楽について – 演奏会パンフレットより
この曲は《水上の音楽》がテームズ河で演奏された1717年から32年後の1749年4月27日、グリーンパークで催された平和祝賀会行事の大花火大会の際に演奏された。当日実際に行われた演奏は、花火との共演(?)というためもあってか、野外音楽としても異例の大きな編成が組まれ、トランペットとホルンが各9、オーボエ24、ファゴット12、コントラファゴット1、ティンパニ3対、小太鼓2というものだった。
《王宮の花火の音楽》には《水上の音楽》同様に様々な版がある。特に編成に関しては、作曲者のヘンデル自身が当時から管のみではなくヴァイオリンを付加しようと考えていたので、現在では弦楽器を含めた形で演奏されることが多い。
序曲(アダージョ-アレグロ-ラントマン-アレグロ)は花火が打ち上げられるに先立って演奏されたという長大なフランス風序曲(付点リズムを持ち、緩-急-緩をとる)で、誠に壮大な気魄に満ちている。響き渡るティンパニが効果的である。
ブーレ―は弦、ファゴット、オーボエ等による急速で、ややユーモラスな4拍子の舞曲。平和(ラ・ペー)はシチリアーナのリズム(8分の12拍子)をとるラルゴ。花火大会自体が、オーストリア継承戦争終結の平和祝賀行事のためのものであることと関連がある。
歓喜(ラ・レジュイサンス)は、これも平和回復を喜ぶものだろう。トランペットやホルンが野外音楽的雰囲気を盛り上げる。メヌエットI、メヌエットIIは実際には一組のメヌエットを形作る。金管が鳴り渡る壮大なメヌエットに対し、木管等によるものはトリオとみなすことができる。
第11回定期演奏会:平成13年
日時:2001年2月11日(日)
開場13:30 / 開演14:00
会場:吉川市中央公民館ホール
指揮:巻島俊明
Program
【第1部】
Overture Für Harmoniemusik Op.24(吹奏楽のための序曲)
作曲:Felix Mendelssohn
Suite For Band(吹奏楽のための組曲)
I.Aria(アリア) / II.Processional(行列聖歌) / III.Aria(アリア) / IV.Canzona(叙情的な歌曲) / V.Processional(行列聖歌) 作曲:Alan Hovhaness
【第2部】
アンサンブル・ステージ
Sir Duke(愛するデューク)
作曲:S.Wander / 編曲:岩井直溥
High Pressure(ハイ・プレッシャー)
作曲:Malta
ジャパニーズ・グラフティVI ~日本レコード大賞・青春の’70年代~(UFO~魅せられて~シクラメンのかほり~襟裳岬)
作曲:都倉俊一,筒見京平,小倉佳,吉田拓郎 / 編曲:星出尚志
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